花と観葉植物(葉っぱの岬)

ルドベキア


学名:Rudbeckia hirta
科・属名:キク科・ルドベキア属
原産地:北アメリカ
分類:宿根多年草タイプ、一、二年草タイプ
寒さ:強い
暑さ:強い
草丈:30cm〜100cm
花径:5cm〜10cm、
ルドベキア・タカオ(約 3cm)
花色:オレンジ、黄色
種まき:春まき、秋まき
発芽温度(20℃〜25℃)
箱まき、ポットなど
増やし方:株分け(植え替え時期)
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え、寄せ植え、切花
花言葉:正義、立派な
通販店:楽天市場にあり

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ルドベキア
9月中旬、公園

ルドベキア・タカオ
9月上旬、植物園

ルドベキア・チェロキーサンセット
6月上旬、自宅の庭

ルドベキア・チェロキーサンセット(オレンジ)
6月下旬、自宅の庭

ルドベキア・チェロキーサンセット(上から)
6月下旬、自宅の庭

ルドベキア2
7月上旬、自宅の庭

ルドベキアは初夏から秋まで黄色や橙色の美しい花を咲かせ続ける草花で、多年草と一年草のタイプがあると言われています。いろいろな園芸品種が出回っており、花の大きさが3cmぐらいの小さなものから、10cmぐらいの大輪の花を咲かせるもの、花の形状が一重咲きや八重咲き、草丈も矮種で30cmぐらいから高性種で1mぐらいあるものがあります。夏の花壇に前景や背景に使われているのを見かける事があります。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 種まき 仮植え 種まき 仮植え
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 表面が乾けば与える 控えめ

ルドベキアの育て方

苗の植え付け

春に苗が出回るので、購入したら植え付けます。

鉢植え

用土は普通の花の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに植え付けます。鉢植えの大きさは、普通の種類なら6号鉢に一株を目安に、小型の種類は5号鉢に一株を目安に植え付けるとよいと思います。大き目のコンテナに、他の花と寄せ植えして楽しんでもよいと思います。

庭植え

日当たりのよい所に苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで植え付けます。株間は普通の種類は30cm〜40cmぐらいの間隔、小型の種類で20cmぐらいの間隔に植え付けます。草丈が高くなるタイプを他の植物の背景にされて植えられているのをよく見かけます。

種まきから育てる

暖地の種まきは秋の9月中旬から10月頃、春の3月〜4月中旬頃にも行えます。暖地では春の種まきでは開花が遅くなるので、秋に行うとよいと思います。種まきの方法は箱まきポットまきなどで行えばよいと思います。ポットまきでは3粒ぐらい蒔いて元気なのを一つに間引きます。箱まきでは本葉が2、3枚出たらポットに仮植えして苗を作ります。秋に植え付けた場合は霜よけしておくと安心です。その他、用土などは苗の植え付けの所と同じです。
4月下旬

種まき後約1カ月
5月上旬

仮植え
5月下旬

定植

春から秋の管理

鉢植え

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。水やりは鉢土の表面が乾けば与えますが、夏の日差しの下はよく乾くので、水切れしないよう毎日の水やりになります。肥料はやや控えめに、緩効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。その他、肥料については肥料の使い方を参考にしてください。

花壇

水やりは植え付け後しばらく乾かし過ぎないように注意します。その後は日照り続きで雨が降らず、土が乾き過ぎるようなら与えます。肥料は控えめに、骨粉入りの固形油粕などを定期的に蒔いておきます。

花がら摘み

花が咲き終わったら種が出来て養分を奪われないよう切り取って、次から次へとよい花を咲かせるようにします。

植え替え

宿根タイプは株が大きくなるとよい花が咲かなくなるので、大きくなったら株分けすればよいと思います。時期は春の4月頃、秋のの10月中旬から11月上旬頃に行うのがよいと思います。 用土などは苗の植え付けの項目と同じです。

冬の管理

寒さには強く、宿根タイプは地上部の葉が減って宿根気味になって越冬します。鉢植えでは日当たりのよい軒などに置くとよいと思います。水やりは鉢土の表面が乾いて2、3日後と控えめにします。庭では特に何もしなくても大丈夫です。

宿根気味のルドベキア(1月)

増やし方(株分け)

宿根タイプは株が増えるので、株分けして増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

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