学名:Monstera friedrichsthalii
別名:フリードリヒスターリー
科・属名:サトイモ科・モンステラ属
原産地:中央アメリカ
分類:常緑半蔓性多年草
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:強い
日照:明るい日陰
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり
マドカズラの写真
マドカズラ2
マトカズラはコスタリカ原産の半蔓性の観葉植物で、写真は植物園の樹木に這っていたものです。モンステラの仲間で葉は薄く長さ20cmぐらいと小型で、葉に穴が不規則にあいたユニークな姿をしています。蔓をヘゴ仕立てなどにして売られている事があり、寒さにはやや弱いです。
マドカズラの育て方
置き場所
強い日差しを嫌うので明るい所に置いて育てます。冬の寒さには弱いので、できるだけ暖房の効いた暖かい室内に置いておきます。その他は
観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月下旬から10月上旬 |
戸外、室内の明るい日陰。 |
10月中旬から4月中旬 |
室内の明るい日陰(最低温度10度以上) |
水やり
生育期の5月から10月上旬頃までは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。秋になると土の乾きが遅くなってくるので、水やり回数も徐々に減ってきます。冬になると生育が完全に止まり、水をあまり吸わなくなるので、鉢土の表面が乾いて更に2、3日してから与えます。春になって気温が上がると徐々に渇きも早くなり水やり回数も増えてきます。その他は
観葉植物の水やりをご覧ください。
植え替え
2年に1回を目安に行います。時期は5月から6月頃に行うのが理想的です。用土は市販されている観葉植物の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。ヘゴ仕立てにして蔓を上へ這わせたり、伸び過ぎたものは短く切り戻してコンパクトにして植えてもよいと思います。ヘゴ仕立てにする場合は、ヘゴに気根が着くようにして紐などで固定させます。その他は
観葉植物の植え替えのページをご覧ください。
切り戻し
蔓が伸び過ぎてしまったら、適度な長さに切ればよいです。短く切って仕立て直す場合は5月頃に行うとよいですが、単に伸び過ぎた蔓だけを切る場合の時期はいつでもよいです。
増やし方
挿し木
2,3節分の挿し穂を用意します。一番下の節の葉を取り除き、その節が用土に埋まるように挿します。時期は5月から7月頃に行うのが理想的です。用土は挿し木用を利用したり、赤玉土(小粒)7、ピートモス3などを使うとよいです。新芽が出てきたら鉢上げします。その他、詳しくは
挿し木のページを参考にしてください。
茎伏せ
葉のない茎だけを埋めて増やす事もできます。2節ぐらい茎を用意して、用土の入った平鉢などに節にある気根が土に軽く埋まるようにすればよいです。葉が出てきたら鉢に仮植えします。
肥料
生育期の春から秋まで緩効性の化成肥料などを置き肥したり、液体肥料を定期的に与えます。その他は
観葉植物の肥料のページをご覧下さい。