科・属名:サトイモ科・モンステラ属
原産地:熱帯アメリカ
分類:常緑半蔓〜半つる性性多年草
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:明るい日陰
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり
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作業カレンダー(暖地基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
場所 | 室内の明るい所(5度以上) | 明るい日陰 | 室内の明るい所(5度以上) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
植え替え | 適期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
挿し木 | 挿し木・茎伏せ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
切り戻し | 切り戻 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
肥料 | 肥料 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
水やり | 控え目 | 表面が乾けば | 表面が乾いてきたら | 表面が乾けば | 控え目 |
モンステラの育て方
置き場所
強い日差しを嫌うので、年間を通じて明るい日陰で育てるとよいです。耐陰性は強いですが、あまり暗いと貧弱に育つので、出来るだけ明るい所で育てます。冬の寒さには強くないので、秋の最低温度が15度を下回ったら、戸外にあるものは室内へ入れ、冬は最低温度5度以上の明るい所から日当たりのよい所で育てます。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。4月下旬から10月中旬 |
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戸外、室内の明るい日陰で育てます。 |
10月下旬から4月中旬 |
室内の明るい日陰から日当たりのよい所(最低温度5度以上) |
水やり
生育期の5月から10月中旬までは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。秋の最低気温が20度以下になってくると渇きが遅くなってくるので、水やりの回数も徐々に減ってゆきます。冬は表面が白く乾いてから2、3日後の水やりにして乾燥気味に管理します。高温多湿を好むみ空中湿度を欲しがるので、霧吹きで葉水を与えるように育てます。その他は観葉植物の水やりをご覧ください。植え替え
植え替え周期は2年に1回を目安に、根が鉢の底から出て根詰まりしたら毎年でも植え替えます。時期は5月から6月頃に行うのが理想的です。根を痛めないよう古い土を崩し、腐った根は取り除き、伸び過ぎた根は適度な長さに切って植え替えます。とても大きくなる観葉植物なので、樹形に合ったやや大きめの鉢に植え替えます。蔓は将来また伸びるので、必要なら長めのヘゴや支柱などで支えるとよいです。ヘゴを利用する場合は茎の気根が着くように紐などで巻きます。用土は市販されている観葉植物の土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでよいです。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。切り戻し
蔓が長く延び過ぎて邪魔だったり、下葉が無くなったりして樹形が乱れたら切り戻しをします。時期は植え替えと一緒に行いますが、単に伸び過ぎて邪魔な蔓を切るのはいつでもよいです。切り戻し前 |
切り戻し後 |
増やし方
挿し木
葉の付いた2、3節ぐらいの挿し穂を用意します。上の葉を1枚だけ残して残りの葉は取り除きます。長過ぎる邪魔な気根があれば適度な長さに切って、下の1、2節ぐらいが土に埋まるように挿します。葉が大きいので、半分ぐらいの面積になるように切った方が葉からの蒸散が減って着きやすくなります。時期は5月から7月頃に行うのが理想的です。容易に増えるので、切り戻した場合はためしにやってみるのも面白いと思います。写真は10月と時期が遅かったので、温室の中で温度設定20度にして管理しました。その他は挿し木のページを参考にしてください。挿し穂 |
10月中旬に挿し木 |
3月上旬に新芽 |
茎伏せ
葉がなくなってしまった茎を利用して増やす事もできます。方法は2、3節ぐらいの茎を用意します。長く伸び過ぎた気根は適度な長さに切り取り、用土の上に気根が下になるよう軽く埋めます。しばらくして、新芽が出てきたら鉢に仮植えするとよいです。数本の芽が出た場合は、一つずつになるように切り分けてもよいです。茎 |
茎伏せ |