花と観葉植物(葉っぱの岬)

イソトマ

別名:ローレンティア
学名:Isotoma axillaris
科・属名:キキョウ科・イソトマ属
原産地:オーストラリア
分類:多年草
寒さ:やや弱い
暑さ:強い
草丈:20cm〜30cm
花径:3cm〜4cm
花色:青紫、白、ピンク
種まき:秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき、ピートバンなど(好光性)
増やし方:挿し木、株分け
場所:日当たりを好む。冬は霜よけ。
用途:鉢植え向き、寄せ植え
花言葉:強烈な誘惑、猛毒

スポンサーリンク


イソトマブルー
5月下旬、自宅のプランター

イソトマの全体
5月下旬、植物園

イソトマ2
5月下旬、植物園

イソトマ(ピンク)
6月上旬、植物園

イソトマ3
5月下旬、植物園

イソトマ4
6月上旬、自宅の鉢植え

イソトマは星型で小さく美しい花を沢山咲かせます。青紫の花を咲かすイソトマはイソトマブルーとも呼ばれています。花の時期は5月中旬から6月頃によく花を咲かせ、秋にも少し花を咲かせます。寒さに弱いので、一年草扱いされることがありますが、暖地では凍らせないようにすれば越冬する事ができます。挿し木や株分けで増やすことができますが、樹液には毒があるので、目などに入らないよう注意が必要です。

スポンサーリンク

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花 開花
場所 日向(霜よけ:0度以上) 日向(梅雨の長雨は避ける) 日向(霜よけ)
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
切り戻し 刈り 花後
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 表面が乾いたら与える(過湿を嫌う) 控えめ

イソトマの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい場所で育てます。夏の高温多湿を嫌うので、梅雨などの長雨には当てないようにします。冬の耐寒性はあまり強くありませんが、暖地では凍るような日だけ室内に入れれば、霜の当たらない軒下で越冬する事ができます。寒い所では冬は室内に入れて育てます。

植え替え

夏と冬を越えたイソトマは毎年植え替えるようにします。時期は3月中旬から4月中旬頃に行います。用土は多湿を嫌うので赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などで植え替えます。必要なら株分け切り戻しも行います。樹液には毒があるので、作業には注意してください。

水やり

高温多湿を嫌うので、鉢土の表面が乾いてから水を与えます。

肥料

肥料は多く必要ありません。春と秋の間に緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料などを与えます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

種まき

種まきで増やすことができます。時期は秋の9月中旬から10月頃に行います。種が小さいので平鉢に播いて鉢底の受け皿から給水させたり、ピートバンに種まきをしてもよいと思います。イソトマは好光性なのでごく薄く覆土するぐらいにします。水やりは鉢の上からではなく、鉢の底から与えるようにします。芽が出たら元気なのを残すように間引きして、本葉が3、4枚になったらポットに仮植えします。冬の耐寒性は強くないので、軒下などで霜に当てないようにして、凍りそうな日は室内に入れるようにします。冬の間の生育はのんびりですが、3月になって暖かくなると急に大きくなってきます。根が張ってきたらプランターや鉢に定植します。
種まき後約2カ月で仮植え
3月下旬に定植
4月下旬

増やし方

挿し木、株分け

挿し木、株分けで増やすことができます。挿し木は長さ5cmほどの挿し穂を用意して、下の方の葉をとって、そこが用土に埋まるように挿します。株分けは植え替え時に必要なら行います。樹液には毒があるので、作業には注意してください。その他、挿し木については挿し木のページを参考にしてください。

切り戻し

夏に開花が鈍ったら軽く切り戻します。春の植え替えの時にも切り戻します。

スポンサーリンク

▲ページトップに戻る