別名:ゲンペイクサギ、クレロデンドルム・トムソニアエ
学名:Clerodendrum thomsoniae
科・属名:シソ科・クレロデンドルム属
原産地:西アフリカ原産
分類:常緑半つる性小低木
寒さ:弱い
暑さ:強い
草丈:30cm〜4m
花径:約 1cm
花色:赤と白
増やし方:挿し木
場所:日向から半日陰で育つ。冬は室内
用途:鉢植え
花言葉:親友、チャンス到来

ゲンペイカズラ
6月上旬、自宅の鉢植え

ゲンペイカズラ2
6月下旬、植物園

ゲンペイカズラの葉
7月上旬、植物園

斑入りゲンペイカズラ
8月下旬、植物園
ゲンペイカズラは白い萼に赤い花を咲かせる、少し変わった形をした花を咲かせます。源平という言葉は、昔、源氏が白旗、平家が赤旗を掲げて戦った事から由来しているようです。育てるのは寒さに弱く、冬は室内で育てるようにします。寒さで落葉することが多いですが、春になって気温が上がると新芽を吹いてきます。
ゲンペイカズラの育て方
場所
日当たりのよい所を好みますが、夏の強い日差しを嫌うので、夏は午前中の日光が当たるような半日蔭で育てます。冬の寒さには弱いので、冬は室内の最低温度5度以上の日当たりのよい窓辺などに置きます。冬になると多くの葉を落とす事がよくありますが、根が生きていれば春になると新芽を吹いてきます。
植え替え
鉢底から根が出て根詰まり気味だったり、2年以上植え替えていない鉢植えは植え替えます。時期は桜が咲く4月から5月頃に行うのがよいと思います。方法は根鉢の回りを3分に1程軽く壊して一回り大きな鉢に植え替えます。用土は花の培養土に赤玉土(小粒)を2割ほど混ぜて水はけをよくしたり、赤玉土(小粒)7、腐葉土3などで植え替えます。その他は
花の植え替えのページを参考にしてください。
水やり
生育期の春から秋は鉢土の表面が乾けば与えます。夏はよく乾くので、水切れさせないように注意してください。冬は室内に入れ、鉢土の表面が白く乾いてさらに2、3日してからの水やりにします。冬に水を与え過ぎると根腐れする事があるので注意してください。
肥料
生育期の4月から10月まで、肥料切れさせないよう骨粉入りの固形油かすなどを置き肥します。その他は
花の肥料のページを参考にしてください。
増やし方
挿し木
挿し木で増やすことができます。2、3節分の挿し穂を用意して、一番下の葉を取り除き葉の取った節が用土に埋まるように挿します。時期は6月頃から7月中旬頃の梅雨頃に行うとよいです。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
剪定
花が咲き終わった秋に伸び過ぎた枝を剪定するとよいです。