別名:プルンバーゴ・アウリクラタ
学名:Plumbago auriculata
科・属名:イソマツ科・プルンバゴ属
原産地:南アフリカ
分類:常緑〜落葉低木(0度以上)
寒さ:やや弱い
暑さ:強い
樹高:60cm〜150cm
花径:2cm〜3cm
花色:水色から青、白
増やし方:挿し木、種まき
場所:日当たりを好む。
暖地では野外で越冬可(落葉)
花言葉:密かな情熱、同情

ルリマツリ
8月下旬、植物園の庭植え

ルリマツリのアップ
8月上旬、自宅の庭

ルリマツリの葉と花
8月上旬、自宅の庭

ルリマツリの全体
9月上旬、植物園の庭植え

ルリマツリの葉
8月上旬、自宅の庭

ルリマツリ2
8月上旬、自宅の庭
ルリマツリは青色をしたきれいな花を初夏から秋にかけて咲かせ続けます。花が花火みたいな咲き方をするので、瑠璃祭りなのかなと思っていましたが、茉莉違いでした。寒さには弱い植物ですが、大分市では庭植えで落葉して越冬します。春になると新芽を吹いて初夏頃から花を咲かせ始めます。赤花のプルンバーゴ・インディカという種類もありますが、こちらは寒さにとても弱いので、室内の日当たりのよい7度以上の所で越冬させなければいけません。
ルリマツリの育て方
場所
日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。冬の耐寒性は強くありませんが、暖地では落葉して越冬します。今年植え付けた株はまだ若いので、霜よけして冬を越させるとよいと思います。鉢植えでは霜に当てないよう、日当たりのよい軒下に置いて越冬させるとよいと思います。
3月下旬 |

庭で落葉中 |
5月上旬 |

新芽を吹く |
水やり
乾燥、過湿を嫌うので、鉢植えでは鉢土の表面が乾いたら与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、乾かし過ぎないように注意してください。庭木では通常は必要ありませんが、植え付け後の苗はしばらく乾かし過ぎないように注意します。
肥料
花期が長く肥料も比較的好む方なので、鉢植えでは春から秋まで緩効性の化成肥料や液体肥料などを定期的に与えます。庭木では生育期の春の4月頃、6月頃、秋の9月頃に
骨粉入り固形油粕などを与えます。その他、肥料については
肥料の使い方を参考にしてください。
植え付け
暖地では庭植えする事ができます。日当たりのよい所に、元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜ込んで植え付けます。時期は霜の心配がなくなった4月から6月頃に植え付けるとよいと思います。しばらくは水切れさせないように注意します。
植え替え
鉢植えでは春の4月頃に植え替えをします。用土は普通の水はけのよい用土でかまいません、たとえば赤玉土(小粒)6、腐葉土4などで植え替えます。花期が長いので元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んでおくとよいです。その他は
植え替えのページを参考にしてください。
増やし方
挿し木
挿し木で増やす事ができます。時期は5月から7月頃に行えます。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
切り戻し
庭木では冬になったら落葉するので、見苦しいようなら切り戻しておきます。寒さには強い方ではないので、藁などを敷いておいて越冬させるとよいと思います。鉢植えを室内で越冬させた場合など、葉が落葉せずに残っている場合は、春の植え替えの時に3分の1ほど残して切り戻して新しい葉を沢山伸ばさせます。