知っておきたいこと
寒さに弱い
熱帯地方の観葉植物が多いので、日本の寒い冬が苦手です。春の5月から10月中旬頃までは戸外で元気に育ちますが、晩秋になって寒くなると生育が止まり、冬は凍るような寒さに当たると完全に枯れてしまうものがほとんどです。秋の10月下旬頃になったら室内へ入れて寒さに当てないようにしましょう。
強い日差しで葉が焼ける事が
直射日光を好むものと好まないものがあります。特に夏の強い日差しに当たると葉が焼けてしまうものが多いので、そのような場所は避けて明るい所に置くとよいです。あまり暗いと生育が悪くなるので、できるだけ窓に近い明るい所に置いた方がよいです。
季節によっての水やりの違い
春の5月から10月頃の生育している時期は、普通の種類なら表面が乾いてから与えればよく、水を好むものは表面が乾いてきたら与えるぐらいでよいす。冬は生育を止めて水をあまり吸わなくなるので、生育している時期のように与えると根が腐って枯れてしまう事を覚えておきましょう。冬はかなり控えめでよく、慣れるまで少し経験が必要になります。
肥料を与えましょう
春の5月から10月中旬頃の生育期は肥料を与えると葉色がよくなります。観葉植物用の液体肥料や緩効性の化成肥料を利用したり、なかったら花用でかまいません。冬は生育せずに休眠するので与えないようにします。冬に与えると根が腐ってしまう事があるので注意してください。
葉水を与えましょう
葉に霧吹きで水を与えると葉色がよくなります。冬は空気が乾燥して葉が痛みやすいので、暖房の効いた時間や暖かい時に少し温めた葉水を与えるとよいです。
購入時期
生育に適している5月から10月中旬頃の間がよいです。春の4月頃や秋の11月頃でもよいですが、この時期は気温が少し低めなので入手したら室内で育てましょう。冬でも売られていますが、通販では輸送中に寒さに当たって痛むといけないので、暖かくなってからがお勧めです。
購入する時は選ぼう
お店に行くと同じものが陳列されていますが、適当に取るのではなく、せっかくなので良いものを選んで購入しましょう。虫がついているものや葉が枯れているものは避け、出来るだけ葉が多くて元気そうなのを選びましょう。小さな鉢植えなら二つ並べて見比べてみるのもよいです。
育て方が分からない場合
気に入ってお店で購入したけれど育て方が分からない場合、付いているラベルに置き場所や水やりについてなど、大まかに育て方が書かれている事があるので参考にします。ラベルがついていなかったり、分からない場合はインターネットで検索してみましょう。観葉植物の育て方を記載した本も売られているので、購入しておくと安心です。
ミニ観葉植物の植え替え
お店で安く売られている事があるので、何となく購入して飾って楽しんでいる人も多いとい思います。ミニ観葉植物は鉢が小さいいので1年もすると根が詰まって生育が悪くなってしまう事があります。5月から6月頃が適期なので、観葉植物用の土を使って少し大きな鉢に植え替えてあげます。サボテンなどの多肉植物は生育がゆっくりなので、2年ぐらいそのままの鉢でも大丈夫です。もし生育が悪く感じるようなら多肉植物用の土を使って4月頃に植え替えてあげましょう。
ミニ観葉植物 |
ミニの多肉植物 |
育てやすい観葉植物
冬の寒さで枯らせてしまう事が多いので、寒さに強い観葉植物は育てやすいと言えます。以下はポピュラーで丈夫なものを一覧表示してみました。順番は関係ないので、よかったら参考にしてください。
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